UMake First Liveのおもいで

2018年6月10日、吉祥寺CLUB SEATAでの『UMake First Live 〜Make up a dream〜』に行ってきました。

 

結論から言うとマジで最高だった

まだ6月なんですけど、早くも今年いちばんアツい日を過ごしてしまったな…と帰り道に汗と雨でビショビショになりながら、誰に対してでもなく勝ち誇ってしまった。ひとりで。

2人とも歌が上手くて話も面白くて、というのは少しでも彼らを知っていればわかる話なんですけど、加えてプロ意識が高く、決して長くないはずの準備期間のなかで完成度の高いライブを作り上げて、新曲もじゃんじゃん出す。かといってビジネスライクにもなりすぎず、(苦労などの見せるべきでないと判断したところはしっかり伏せたうえで)心の内もきちんと伝えてくれるという非常に有り難い存在です。

さらに言うと顔がいい。それぞれの顔も勿論だけれど、二人並んだ時のビジュアルの非対称感が、むしろアイドル文化における「シンメ」感を増幅させて、オタクの心にガッツンガッツン刺さりまくるんですよね。2人組ユニットとして強い、強すぎる…

というのが全体通しての感想なのですが(しょぼい)、その他の細々したところをTwitteにではとても書ききれなかったので、人生でほぼ初めてブログを設けました。

はてなブログなどという、言葉の上級魔術師たちが集う場所に置いていいほど中身のある文章ではないのですが、レポのような感想のような曲のレビューのようなものを記録まで。

 

 

開演まで

吉祥寺駅に着いた14時半頃にはもう雨が降っていて、ラジオの最新回で自分たちはどうやら雨男らしいと話していた二人を思い出してクスリときた。15時に物販の整理券を貰って指定時間まで時間を潰して、16時過ぎに購入して今度は荷物を置いてまたちょっと時間を潰して、17時過ぎに入場と、会場と周辺の建物をひたすら行ったり来たりする非常に効率の悪い動きになってしまった。仕方ない。

整番は3ケタを超えたくらいだったが、それでもステージからかなり近い。まあ何事もなければ上手が伊東さん、下手が中島さんだろうなあと思って、ちょっと迷ってから中央よりやや上手寄りの位置の場所を確保。以降、することが特になく、かといって周りに話しかける度胸もないため開演までひとりで棒立ち。来世は友達が欲しいな…と思っているうちに18時を迎え、定刻通りライブスタート。

 

ライブ本編

※MCは何回かあったが、どの話をどのタイミングでしていたか全く覚えてないので後ろにまとめて記載(メモなしオールスタンディングライブの限界)。

M1 星の海

今回発売の1stシングル「SUMMER☆MONSTER」収録曲。リュネ*1時代の曲をボーナストラックにした時点で凝った使い方をしてくるんだろうなと予想はできたが、1曲目とは…。いつだったか、「ライブをやるとしたら1曲目は決まっている」といった旨の発言があった気がするが、「無造作に見えてんのかも?綺麗じゃないかも」「難しいことはないよ そのまま受け取ってくれればいい」といった歌詞がなるほど初ライブのオープニングにピッタリ沿っているなとなんだか嬉しくなった。また、「どこにいたって その距離は関係ない」で、目の上に手をかざして客席の一番奥を見つめる伊東さんが印象的。

M2 Sweet Sweet Sweets

「節歌集-First-」収録曲。そのため非常に聞き馴染みのある曲である。我々にはひたすら軽装をお勧めしてくれたのに、なんで2人ともそこそこ厚めのロングカーディガンで登場したんだろう…と不思議だったが、冬っぽい歌が続くからか…と気づく。

M3 White Wonder World!

中島「新曲でーす」伊東「ンンッ!?」という謎の曲振りでマジで知らない曲が始まる。なんか歌詞が…SSSとリンクしている…?と思ったらのちに曲名と、SSSのアンサーソングであることが明かされた。しかしWWWって…ワールドワイドウェブかな…?と思っていたら伊東さんはシンプルに「大草原」と呼んでいるらしい。どうしてそんな…ロマンのかけらもない呼び方を…(好き)。

M4 つまんないや

1stシングル収録曲。序盤ラスト曲。個人的に大好きな曲なので、来るの早いな!?と慌てた。詞の内容としても、シングル収録曲としても、星の海と対になっている印象だったが、このセットリスト内でも見事に一対だった。感情が昂りすぎてもうライブ終盤かと思った。

M5 sakura

「しっとりした曲が続きます」のアナウンスとともにまたもリュネ時代からの曲。今回、本当に出し惜しみをしないのが有り難かった。曲名のとおり季節が春に移った印象。

M6 彼が眼鏡を外したら

中島さんが歌い出してからも伊東さんがごくごく水を飲んでいるのでお???ソロ曲か???と思いきや、女性視点の1番を中島さん、男性視点の2番を伊東さんが歌うという変則的な歌割。あざとわかっていらっしゃる~。

M7 kiss→kiss♡(Acoustic ver.)

この辺で第1回モッシュ大会でもみくちゃになり記憶が飛ぶ。公式アカのkiss→kiss♡という表記がグッとくる。そんな表記だったんか…

M8 6月の約束

「節歌集-First-」収録曲。前半戦最後の曲。そりゃそうだわな、6月だもん。

曲終わりに2人は一旦捌けて、暗転。

DJ TIME

といいつつもう出だしからして完全にVanilla。これでVanillaじゃなかったらなんなんだってくらいVanilla。

M9 Vanilla

「DOUBLE DARE COVERS」収録曲。衣装チェンジしてアロハシャツで登場。Twitterにも書いたが、それまでの曲は楽しい!幸せ!という顔でのびのび爽やかに歌っていた伊東さんが急に悪い男の顔をし出すので心臓がもたない。爽やかな曲は遠くを見渡すのに対してこういうゴリゴリの曲は近くに視線を落とす感じになるようで、前方の女が皆死んだ。

M10 SUMMER☆MONSTER

1stシングル収録曲。会場がもうめちゃくちゃに暑いので真夏のフェス気分で飛び跳ねていた。楽しい。曲調に加えて、2サビの「戦いの場はいつだってサンサンで」とか、意図してやっているのかはわからないが夏のCMソングすぎて今すぐ日焼け止めか清涼飲料水のCMソングに採用してくれ…と思った。もしくはなんらかの商業施設の夏のイメージソング。ちなみにCD音源版のラップパート後半は湘●乃風もしくは閣下のような濁声になっているが、ライブでは普通の声だった。

M11 I・MA・SHI・ME

表記がローマ字なのをまたしても公式アカで知る。間奏のアオリ「昨日課金した奴手ェ挙げろ~~~~~~!」で、SSRスペイン硲道夫で究極の大爆死を遂げた私はだれよりも元気に返事をしてしまった。戒めたい。

M12 Gift

「節歌集-First-」収録曲。6月にアロハでクリスマスソングを歌うという、なかなかのトンチキっぷり。好きです。

M13 明日に走り出した君へ

「節歌集-First-」収録曲。卒業ソングということもあり、本編の〆にふさわしい曲だった。なんせアロハ姿なので2人とも「季節感めちゃくちゃだよ!」と笑っていたが、基本的に冬からスタートして季節をぐるりと一巡するような曲順になっていて、構成がよく練られていたように思う。

M14 僕はポンコツだけど

ライブTに着替えて出てきたアンコール1曲目。個人的に好きな曲②なので、アンコールに使われたのが嬉しかった。ポンコツとまではいかないまでも、天然属性を少なからず背負っている伊東さんに「僕はポンコツだけど 好きでいてくれたらいいな」なんて歌われたらアッハイ…もちろんですとも…になりません?私はなります。

ところで、中島さんはライブTをアレンジするタイプの男、伊東さんはそのまま着てくるタイプの男だろうなと妄想していたら本当にその通りの姿で出てきたのでそれこそ夢かと思った。

M15 あなたを夢中にさせるうた

超激エモ最強挨拶のあとに、完全新曲のテーマソングを出してくるという演出力のすばらしさたるや。詞先での曲作りが多いなかで、今回は曲先だという。中島さんの「なんか、伊東さんがカッコイイ曲を作ってきてくれて…」という珍しくふわっとした口ぶりに、伊東さん発の思い付き企画だった可能性すらあるかも…と深読みしてしまった。根拠はないです。はやくラジオで毎回流れるようになってほしい。最高。

 

MCたち

※メモ取ってたわけではないのですべてニュアンス

※思い出せたら追記

序盤のMC

・「雨でごめん」と謝罪から入る。「どっちが雨男なんだと思う?」「どっちだろう」「どっちもだよ!!!」という突然の罪の分担

・伊東「ゆめラジ聴いていない方も、楽しんでいただければ…俺はBUMP OF CHICKENが大好きで、ポンツカって深夜3時くらいのラジオも聞いていたので」中島「聴いてたんじゃねえか…聴いてないけど~の流れならわかるけど」伊東「いや、俺は聴いてたけど、どっちでもいいじゃん!っていう」中島「でも俺ら、ラジオ発信のユニットだから」伊東「それを言ってほしかったんだよ」(話の誘導がぜんぜんうまくなくてかわいい)

中盤のMC

・前に詰まってきた客席をみて伊東「全員が一気に下がるとアレなんで、みんな、せーので下がりましょう!」中島「えっどっち?」伊東「全員が一気に下がるとアレなんで、みんな、『僕がせーのって言ったら』下がりましょう!」言葉の端折り方がえげつなくてかわいい

・水分補給してね、落とし物とか大丈夫?と客を気遣うところから始まり、しばらく落とし物の落とし主探しに発展。グッズタオルの落とし物に対し伊東「タオル!?タオルは…グッズだから…どうにか…!」

・最終的に柄のポッキリ折れた折りたたみ傘が中島さんのもとへ届けられる。中島「折れてんじゃん!いちおう預かっておきますけどお」

終盤のMC

 

・「アロハでGift歌うの季節感メチャクチャじゃん」

・中島「これが最後の曲です」 \え~~~~~!!/ 中島「え~!じゃないよ!もう曲がないよ!」\もう一回最初からやってー!/  中島「ええ~~~!」伊東「僕はいいですよもう一回やっても!」

 

最後の挨拶

 ※「大事なところ」は2ndライブ告知だった気がします

 

 

 雑なまとめで申し訳ないんですが、この人たち本当に最高過ぎません?

 

 

今後の話

1stライブの最後に1stアルバムの発売と、2ndライブの開催が発表されました。さらに公式HPとTwitterアカウントが公開され、規模を拡大して続いていくのが確定していることが嬉しかったです。アルバムは10月発売、ライブは来年1月開催ということで、そんなに先の話がもう決まるものなのか~と驚きました。私は明日のことさえ分かっていないというのに…。

中島さんは「チケット当たんねー当たんねーっていうから2ndのキャパは2倍以上にしたけど、これで埋まらなかったらぶっ殺すぞ!」と言っていましたが(かわいい)(こうも可愛いと推しのユニットに殺されるのもアリな気がしてきた)、なんとなくネットを見る限りでの今回の倍率をみるに、倍のキャパくらいなら普通に埋まるんじゃないかな…と思います。もちろんチケットの販売方法なんかにもよるんですが…。最悪我々オタクが1月までに分身できるようになればいい話ですよ。頑張りましょう。

伊東さんは先日のラジオで「なんらかのかたちで、一人で武道館を埋める」ことを夢として挙げていましたが、UMakeでもいつか武道館(あるいはもっと大きな会場)でライブしてほしいな~~!

 

☆1stシングルです(受注生産・期間限定販売)。

noixshop / UMake1stシングル「SUMMER☆MONSTER」

 

*1:UMakeの前進ユニット、lune de mielのこと